日本語は美しい。「あかとき」「たそがれ」「ムスビ」「イマソラ」

今日投稿したインスタグラムは、いつもと違う投稿文にした。

日の出とイケメン(池面)の写真だが、

夜明けの事を「暁(あかつき)」といい、

また、奈良時代では「あかとき」と言っていたらしい。


 

この投稿をしたら

こんなコメントもあった。

「かぎろい」ともいうそうですよ。

陽炎(かぎろい)という言葉。


あかつき(暁)、あかとき(明時)、かぎろい(陽炎)

日本の言葉は情緒があり美しい。

同じ風景を伝える言葉がいっぱいある。


映画「君の名は」の冒頭シーンにあった

「黄昏(たそがれ)」の語源は「誰そ彼」から。

薄暗くなり、顔が判別しづらくなることから夕暮れ時を「誰そ彼(たそかれ、あれは誰?という意味)時」と呼んだと言われている。


糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を使う。それは神様の呼び名であり、神様の力や。ワシらの作る組紐も、神様の技、時間の流れそのものを顕しとる。

よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。それが時間。それがムスビ。

(「君の名は」 三葉の祖母の一葉のセリフより)


なかなか普段使わない「結び(ムスビ)」という言葉もなんかいい言葉だ。


インスタグラムからは「イマソラ」という言葉がある。

「今見た空」を見た人とのSNS上でのムスビだね。