チャラくあれ!本番で圧倒的に輝くために~エクスマ新春セミナー


チャラくあれ!

  「私は“チャラいは最高の褒め言葉”と思っているんです。これは普段からチャラチャラしろということではなく、陰では泥臭く、本番では思いっきり輝くという意味です」

(原 晋 青山学院大学 駅伝の監督)


箱根駅伝4連覇した青山学院の原監督の指導法の3つの中の1つです。区間を走り切った選手のインタビューはとても明るいというかチャラい(笑)。でも視点を変えれば、他の選手は倒れる選手が多いのに疲労感も見せないぐらいの体力がまだ残っているということ。それぐらい陰では過酷な練習をしてきたという事。そこがカッコいい。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


昨日は、エクスマ新春セミナーに参加してきました。

今回も昨年同様狛江エコルマホールで行いました。

藤村先生の講演のほかに8ヵ月も練習してきた塾生さん達が演劇で伝えてくれました。

なぜ演劇なのか?

エクスマフタッフのゆかりんのツイートを紹介しますね。


演劇はビジネスにとても役立つ。 

表現力や美意識、プロジェクト能力、編集力、シナリオ能力などが鍛錬される。ストーリーだけではないのです。


藤村先生は、大学時代に演劇を学んでいました。だからエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の要素も演劇からの部分が多いです。相手に伝える・表現するということはビジネスでも演劇でも同じであると。


演劇をした塾生メンバーの方たちはよく知っている方たち。皆さん経営者で各業界で活躍されています。これまで練習風景をSNSでチラッと公開してきましたが本番を間近で見て驚きました。

個性的な人たちにピッタリな配役とどれだけ練習したんだろうと思わせる演技でした。


藤村先生は、

「知識がないから気づかない」

「教養は英語でリベラルアーツ(自由になるための技)」と言う。

今の激変する環境の変化に気づかない、対応できなのはリベラルアーツがないからである。


スマホという超便利で毎日のようにアップデートしつづける道具があるのに

知識も教養もなく、もしくは得ようとせず、現状のままでいるとどうなるのか。。。


テレビなどのメスメディアやそのマスメディアからCMも人とのコミュニケーションも10年前とは全く変わってきているのに今でも昔の方法でやるとどうなるのか?


昔はブランドというものを企業が作ってメスメディアなどのCMを使い広めていった。

でも今は「逆」であると藤村先生は言う。

消費者がそれが「ブランド」だと決めるのだ。

その商品やサービスのファンになり、そこでコミュニティーが生まれて多くの人に広まっていく。

もう「マス」の発想は終わったのだ。

多くの人に買ってもらうという時代ではなくなった。多くの情報が簡単に手に入り、人々は多くの選択肢を得られ、多様化になっている。10年、20年前のように大量生産、大量消費なんてもう通用しないし、そんな話を聞いたことがここ最近はない。

だから、その商品・サービスを「好きな人が買ってくれればいい」

大好きになってくれるファンをどんどん作ることが結果ブランドとなる。


「好きな人が買ってくれてはいい」という視点は

商品やサービスは「アート」であり、経営者は「アーティスト」。

世界観やミッションをどう表現するのか?


モノや仕組みは誰にでも真似されて再現性が可能だが

世界観は再現性ができない独自性である。


そう、演劇にはそういう要素がいっぱいある。

演劇だけでなく、映画も小説も芸術も。


AIがこれから暮らしを楽にしてくれるでしょうが、

逆に

簡単に真似できる環境になっていく。

逆に・・・(シミズ風口調)


映画「ブレードランナー」のように人造人間のレプリカントという人のコピーが本当に現れるかもしれない。

「人とは何か?」

そんな道しるべをしてくれたエクスマ新春セミナーでした。



ちょっと裏話をすると僕は昨年も今年も会場スタッフとして演者の塾生さん達と一緒に会場入りしていました。昨年は演者の方たちに声を変えられる雰囲気ではなかった。それだけキンチョーしていてピリピリしていた。

”キンチョースルーっ!”が満載でした。

でも、今年は全く違っていた。

向こうから声をかけてくれたり、楽屋でも笑顔があふれていたのだ。

そして、素晴らしい演技をこなした。本当に凄くて感動した。


チャラくあれ!


僕たちが想像できないくらい陰で泥臭い練習を行い

本番で圧倒的に輝いたのだ

これって自分たちのビジネスと同じだ。。。

チャラく行こう!