前々回のブログの続き。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。
今回は話の構成。話の内容の組み立てです。
ブログを毎日書いていて痛感するのは話の構成って難しいし、とっても重要だなと。
その組み立て次第で上手に伝わることもあれば、全然伝わってないこともあります。
時には勘違いをさせることも。
だから毎日ブログで話の構成を上手にできるよう練習するといいのです。
ブログの構成は、「起承転結」ではなく「序破急」
これは、僕の師匠の藤村先生に教えてもらいました。
これまでは「起承転結」と思ってました。
「序・破・急」とは、世阿弥が伝えている能の基本理念で演劇の世界は「序破急」での構成です。
序:つかみ(導入)
破:本文(展開)
急:オチ(結論)
ブログで当てはめると
序:ブログタイトルです。タイトルが重要なのはここで本文を見てくれるようにつかむのです。
破:本文はわかりやすく伝えること。説明不足では伝わらないし、あれもこれも書くのも伝わりにくい。シンプルにかつ具体的に書いてわかりやすく伝えましょう。具体的な事例を書くのがおススメ。
急:まとめです。結論何を伝えたかったのかをまとめます。
僕はブログ以外にどんなことで仕事に活かしているかというと。
商談です。今まで一番活用しています。
僕はバイヤー時代では商談を毎日のようにしていました。その中で新規メーカーと商談して売れそうな商品を取り扱えるようにするのです。
でも、商談すれば先方が取引OKになるかというとそうではない。
理由は、結構うちの会社の条件が厳しいから。(笑)
これがネックで一時期悩んでいました。
上場してからはまだマシですが上場前はホント厳しかった。うちの会社なんて知らないしね。
そこで、どう話せばうちと商売をしたくなるかを考えました。
一番はうちと仕事をすれば売上が上がることです。シンプルですよね。
じゃあ、どうやって伝えるか?
うちの強みを伝えるのです。超具体的に。実例をバンバン挙げて。
それが商談のつかみです。
実例を挙げてもしアイディアだけ持っていかれるたら?という心配をするかもしれませんが、そんなすぐパクられるぐらいの程度なら心配ないです。いずれ誰かにパクられます。
大丈夫です。知ったからでもすぐ実行する人はいません。(たぶん)
だから、僕はあなたの商品をこういう事をやって多くの人に価値を伝えれば多くの人に理解されますよ。と話します。
そこで話が盛り上がればシメタモノ♡
もちろん、相手の会社の商品を事前に調べておくのは必須です。
で、最後に
「そうそう、条件をお伝えしなかったですね。」と
具体的に正直に条件をお伝えします。
ちょっと難色を示したら「大切なことなのでよく考えてください。」と相手の事を思って話します。
相手に無理をさせてもいい形で続きません。
もし、先方が条件のために取引ができないようなら
自分が会社に稟議書を提出して承認を得る選択もあります。それぐらいその会社と仕事がしたいなら。もちろん、稟議書も話の構成を考えて作成するのです。
でも、相手方にうちと取引したいから社内で承認を得られるようになるのが一番です。
結論は、条件は厳しいが商品の価値をどこよりも理解してお客さんに伝えて売上をあげる会社だと。
事例を多く伝えてから条件を言うのがポイント。そういう構成。
話の組み立ては、同じ内容でもちょっと順番を変えると伝わり方が違う事があります。
映画や小説でもありますが、ラストシーンを少し見せて始める話もありますよね。
つかみと言うか最後のオチの前ふりなんだけど。
ブログは構成を考える練習。
ブログを書くことによって話の構成を考える練習になります。
その練習によって仕事で話す内容の構成を考えることもできます。
商談だったり、交渉ごとだったり、社内指示だったり。
企画書の構成を考える力にもなります。
ね、ブログっていいビジネスの練習になるでしょう。
今日はこのへんで。
つづく。。。
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