家庭のテレビの役割が変わっていく

1953年の1月 - シャープが国産第1号のテレビTV3-14Tを発売した。価格は175,000円だったらしい。それから60年以上経っている。
僕の子どもの頃はカラーテレビであったが、ダイヤル式のチャンネルだった。もちろんリモコンはないが、後からリモコンでダイヤルが左右に回りチャンネルが変わるヤツがあった。
あの頃、リビングと客間にテレビがあり、ビデオがないので家族は見たい番組をどちらかのテレビで見ていた。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


今僕は家庭を持ち11年前に家を建てた。
その時テレビをどうするか設計士に問われ、結局、リビングだけに回線をつなげてもらった。2階の子ども部屋や寝室にはない。
理由は、テレビがリビングしかないとそこに家族が集まるからときっとそのうちテレビはインターネットで見れるようになり、テレビ回線は要らなくなると思っていた。

我が家のテレビは東芝レグザで録画するハードディスクは外付けタイプ。パソコンで使うヤツと同じ。そいつが昨日不具合になって録画したものが見れなくなり初期化して対処した。家族で見たいドラマなどが消えたのだ。

でも、ドラマなどは今はインターネットで前回分は公式のホームページ「ティーバ」で見れるので助かった。
映画もAmazonprimeでインターネット回線で映画を観ているし、どんどん純粋にテレビの電波を使う機会が減って来ている。

(録画が消えた「過保護のカホコ」をティーバで見た。)


そうなるとテレビという機会はモニターというのがメインだ。wifiでネット回線がモニターにつながればパソコンやスマホのモニターになるだけ。スマホからBluetoothで繋がればそれでなんでもOKになる。パソコンも使わなくなるかも?

あの頃、テレビはリビングだけでいいだろうと決めた事はそれでよかった。
でも、これからはAIによるスマートスピーカーが家庭の家電を劇的に変えるだろう。
そうしたらテレビはモニターになるな。
そんなことを考えて、昔は弟とチャンネル争いをしていたのを懐かしく思う。