そもそも今のままでも個性的なんです。~雨ニモマケズ

雨ニモマケズ 

風ニモマケズ 

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 

丈夫ナカラダヲモチ 

慾ハナク 

決シテ瞋ラズ 

イツモシヅカニワラッテヰル 

一日ニ玄米四合ト 

味噌ト少シノ野菜ヲタベ 

アラユルコトヲ 

ジブンヲカンジョウニ入レズニ 

ヨクミキキシワカリ 

ソシテワスレズ

・・・

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


今、NHKで放送されているドラマ「この声をきみに」を見ています。

なかなか面白いドラマ。

ドラマの紹介は上記のHPを見てください。

「朗読教室」がドラマの舞台になっており、生徒たちの朗読シーンが多くあります。

僕にとって「朗読」はとても新鮮でした。

学生時代しかしたことがないし、その時はただ棒読みしているだけでしたね。



竹野内豊さんや麻生久美子さん、柴田恭兵さんらがキャストですが、声がいい。

特に麻生久美子さんの声は好きです。

なんだろう、包まれるような感じの声・・・

伝わってるかな~(笑)


このドラマの中で冒頭の「雨ニモマケズ」の朗読がありましたが、朗読で詩を感じるのはいいなぁと思った。


朗読のシーンだからなのかわかりませんが特に「声」が気になります。

当たり前ですが、みんな個性的です。

そういう僕も他人からみれば個性的でしょうね。

どもった声だし、よく噛むし、滑舌が悪くて聞き取りにくい。

弟の声と似ているので客観的にみてもいい声とは思えない。

でも、これは僕の声だし、それが個性である。

まあ、練習すれば滑舌は良くなると思うけど。。。


昨日、母に会いに行きました。

5月にくも膜下出血で倒れ、1か月半も昏睡状態でしたが奇跡的に回復してリハビリ病院に映りましたが、先日老人ホームに引っ越しました。今では歩行車は必要ですが自分で歩いていますし、毎日の自分が食べた食事を記録している用紙の字は母の字でした。昔からとてもきれいな字を書くのですが、その字体に戻っていました。


そう、書く字も「個性」があります。

字を見れば、「ああ~、あの人だ」とわかる人が多い。

最近は、パソコンで入力した字ばかりなので他人の筆跡を見る危機が少なくなりましたが自分の字は他人には真似できません。


それは、絵もそうだし

ブログもそうかもしれない。

僕にとって「普通」に書いているブログも他人にとっては個性的に見えるかも。


「個性的」にと意識すると何故か

突出しないといけない

逸脱していないといけない

なんて思うのですが

傾(かぶ)く必要もないし

無理して変にする必要もない


声も

字も

歩き方も

笑い方も

全て個性的。自分ならでは


「個性的」というイメージの囚われず

今のままでいいのでしょうね。

でも、もっと「好きなこと」をして輝いた方が

より自分を表現できると思う。



東ニトモダチガアレバ 

トツゲキシテアイニイキ 

西ニツカレタ母アレバ 

行ッテハナシアイテヲシテヤリ

南ニカナシソウナ人アレバ 

行ッテダイジョウブダヨトイヒ

北ニナヤンデイル人アレバ

ヤッテダメナラカエレバイイジャントイヒ 

エイガヲミテハナミダヲナガシ 

ダレデモデキルコトヲコツコツヤリ

ミンナニイッシートヨバレ 

エガオニカコマレ

タノシクスゴス

サウイフモノニ 

ワタシハナリタイ