日本人は日記好き? 読みたくなる日記とは?

昨日、ブログについて記事を書き、その後ふと思うことがあったので今回もブログの話を。2日連続のブログです。2018年も終わろうとしているのにやっとやる気になった(笑)
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


日本人は日記好き


昨日は「日記」と「エッセイ」の違いから話しました。出来事や感想などを書いたものとしては同じですが、日記は自分のための記録でエッセイは人に読んでもらうもの。

でも、記録としての日記は古くから多くの人に読まれている。日本で平安時代の頃から日記文学と言われるものがあります。「土佐日記」やら「更級日記」とか。
この事は数年前にマーケティング師匠である藤村正宏先生のセミナーで教えてもらいました。なるほど、確かに日本人は日記好きだなぁと。

 僕もブログをやり始めた2003年の頃はいろんな人のブログを読んでました。当時多くの人は、ニックネームでブログを書いていた。誰だかわからないので本音を赤裸々に書いているブログがあったりしました。まぁ、どこまで本当かはわからないけど。

でも、知らない人なのに引き込まれる内容のブログもあった。(多分)実体験なのて゛何かを感じとれるのでしょう。何度も記事を読むうちに人柄もなんとなくわかってきたりする。普段、人から聞く事がないような本音がそこには綴られていた。

旅行記も古くからある。ぼくはインターネットが普及する前にワーキングホリデーでオーストラリアに生活していたが、その時日記を書いていた。もし、当時ブログがあったならブログを書いていただろう。

昨日、日記は自分の記録文であり、エッセイは他人に読んでもらう文と書いたが、コレは日記でソレはエッセイだと言う境目は曖昧かもしれないし、その人の受け取り方によって違うかも知れない。

例えば
 日曜日に息子とハゼ釣りに行ってきた。この晩秋のハゼ釣りは穴釣りがオススメ。 この時期のハゼは20cmオーバーの大物で、  穴釣り用の短い竿で釣るときの引きはたまらなくいい。是非1.5m前後の穴釣り竿で釣ってもらいたい。名古屋近辺のポイントは◯◯辺り。仕掛けは◯◯で。。。

というようなブログを書いたとする。

釣りに関心のない人はただ単に息子とハゼ釣りに行った日記に感じるが、
釣りに関心がある人には有益な情報になるかも知れない。

でも、
「日曜日に息子とハゼ釣りに行って23匹釣り、中には20cmオーバーがあり面白かった。」
という程度の内容なら自分の記録である日記であり、釣りに関心がある人ににとっても「あ、そう」になる。
釣りの場所、釣りの道具や仕掛けなど釣りをする人にとって何を知りたいかを書くと有益な情報になる。

同じ出来事でも書く文面によって違ってくる。

誰に伝えたいのか?
というのが決めてないと
書く文面が曖昧になる。

誰に
何を
伝えたいのか?

基本はコレに尽きる。