青年:では、あらためて質問です。「理由が無いのにウ〇コを食べない」と言うのが先生のご持論なのですね。
ツヴォイ:ええ、世界では信じがたいほど理由は無いのにウ〇コを食べないですし、人生も同じです。
青年:理想論としてではなく、現実の話としてそう主張されているのですか? つまり、わたしやあなたの人生に横たわる諸問題もまた理由もないのにウ〇コを食べないと。
ツヴォイ:もちろんです。
青年:でも、先生。人は誰でも「なんとなく」何かをするという時があるでしょう。僕はよくそういう事があります。
ツヴォイ:じゃあ君は、なんとなくウ〇コを食べるのかい?
青年:・・・。いや、ないです。。。
ツヴォイ:人は理由がないと行動しないんだよ。それは純粋な欲望だったり、他人からみたらどうでもいいことだったり、とっても不純なことだったりする。
これらはひとことで言うと「好きなコト」なんだよ。なんとなくで人はわざわざ嫌なことはしないよね。
青年:なるほど。。。 僕はこれまでなんとなくやってきたことには何かの理由があるんですね。それが「好き」ということでもあると。
ツヴォイ:それを自覚できるとやる事が一気に加速するので圧倒的になる。
自分の事なのに気づいていない「好き」というものが何なのかを発見することが大切なんだよ。
「好き」というのは勝手にやり続けるからね。勝手にやり続ける事とやるべきことがリンクしたら、それはもう最強に決まっている。
青年:僕はこれまで無表情で無関心で好きなことがないと思っていましたが、なんとなくやってきた奥底には何があるのかを見つけてみます。
ツヴォイ:なかなか自分で見つけ出すことは難しいけどそれをやることはいいことだよ。
青年:では、先生。あそこで勝手に先生の私物で遊んでいる奴らにも何かの理由があるんですね。
ツヴォイ:。。。 あいつらは、オレにただ嫌われたいだけなんだよ。
青年:先生、今日は夜明けまでお話をありがとうございました。是非、この本を買って自分でも勉強します。
ツヴォイ流「嫌われる勇気」 著:ヒデキ・ツヴォイ
名古屋駅西銀座商店街TOSBOISTUDIOにて絶賛発売中
あなたは嫌われる勇気ありますか?
※この物語はフィクションです。
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