これといったお出かけの予定もなくのんびりしている正月休み。毎年出かけていることが多かったので何かと忙しかったが今年は堕落している時間が多い。それはそれで「考える」時間が増えていい。子どもたちが大きくなり、親と出かけなくなってきた寂しさもあるが・・・
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。
年末恒例、本棚の整理をした。本を買うキッカケは2つ。本屋に行き、さっと棚を見て「ピンと」来たものを買う。これは当たり外れが大きいが、これはこれで当たった本に出合うと嬉しいので止めないようにしている。Amazonではなかなか多くの本を見回すことは大変だが、リアルのお店では可能だ。もちろんお店の棚にある数はAmazonには勝てないがその時に”出会う”というコトを何か喜びとしているのだ。
もう一つは、SNSでつながっている人たちからのおススメ情報。合う、合わないはもちろんあるが知っている人たちの情報なので選択は簡単だし、ハズレは少ない。この傾向はどんどん増えている。
という事で1回読んでそのままの本。何度も読み返している本。途中で読んでそのままの本。買ったけど積読の本。正直、その時買って後で読もうとしている本、始め読みかけてなかなか進まなかった本はきっと読まないだろう。
それからの本を整理しているとその時の自分が垣間見れる。
リーダーとして悩んでいた時の買った本。
何か仕事についていろいろ思っていて自己啓発本を買っていた時。
マーケティングの本を買って企画ネタを作りたかった時。
ブログやSNSの文章力を高めたくて「書く」という本を買いあさった時。
いや~、そんな時もあったな~と
マーケティングの本を読んでいると「もう、それは通用しないな」というものもある。
数年前のことが今では古い事例になっている。
リーダーの本もそうだ。
もちろん、原理原則的な不変的なものはあるダメとは思わないが、どの世界でも徐々に変化している。みんなアップデートしているのだ。
『「最高の結果」はすべてを「捨てた」後にやってくる』という本があった。
タイトルを見てその時買ったが、全部読んでない。(笑)
読んでも読んでなくても捨てられる人はどんどん捨てる。捨てられない人が悩んでこういう本を買うのだろう。僕はこの時何を捨てられなくて悩んでいたのか?それすら覚えていない。そして、今では捨てることに躊躇していないと思っているのでこの本を捨てる。(正確にはブックオフに持っていく)
今でも仕事では過去の成功事例を後輩に伝えることもあるが、それは基本的なことが多い。それ自体は悪い事ではないが、若手のチェレンジを否定するのはどうかと自問自答している。
でもね、これが難しいのは
・そもそも基礎ができていないのでその思いつきでやっていいのか?
・ダメだと知っていて勉強代と思って見過ごしていいのか?
この線引きが難しい。
そもそもお節介タイプなので「大きなお世話」というものを捨てればもっと楽になるだろう。
でもそういう事は紙一重で良さでもあったりする表裏一体とも思っている。
こんな事を書きながら、今年はコレを捨てよう!と決めたわけではなく。
とりあえず古い考えや今までの過去の小さな栄光は捨てようと思う。
もう、そんなことは通用しないと意識する。
そんなお正月のひと時。
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