石原さとみMCのMUSIC HEROから学ぶ価値の伝え方

昨晩、TBSで「MUSIC HERO」という石原さとみがMCという音楽番組を見た。

初のMCという石原さとみがどう音楽番組をするのか興味があり、眠たいのを我慢してみた。

結果、想像以上に面白かったのである。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


2019年1月2日(水)よる11:25〜深夜0:40で放送した「MUSIC HERO」

ゲストミュージシャンは、あいみょんと岡崎体育のお二人。

芸能人や業界人そしてファンなどの熱狂するスピーカーたちがいろいろなエピソードを語るのだ。

エピソードを聞いた後、LIVEを見る。その楽しそうな石原さとみの表情がまたいい。


TBS MUSIC HIROより)


あいみょんはインディーズ時代からのファンがゲストスピーカーで参加し、ファンレターの返事をもたった話をしていた。岡崎体育は、日本を代表するラッパーも唸るほどのラップをする話や、岡崎体育のお母さんが電話で参加し、石原さとみとのトークが面白かった。石原さとみが「ファンになりそうです。というと「そんなのしなくていいです。」とお母さんが言う。母子家庭で育った母子の関係性をそこで知るのだ。


熱狂的な人からの話はとても響く。小さな火種がある時燃え上がりブームになるパターンの火種は熱狂的な人からだ。


そんなエピソード話を聞くと2人の人間性を知る事で音楽よりまず人として好きになる。それからLIVEになり歌の魅力に触れるのだ。

そうこれは、昨年に大ヒットした映画「ボヘミアンラプソディ」に似ている。クイーン世代ではない若い人たちもフレディ・マーキュリーの人間性を物語で知る事で共感し、ラストシーンのLIVEで完全に虜になるのと同じである。


クイーン好きな人が友人に勧める時、

クイーンのCDを聴いてもらうのか

映画「ボヘミアンラプソディ」を観てもらうのか どちらがクイーンの魅力を伝えられるだろうかと同じだ。



あっ、MCだった石原さとみの価値は?

というと。彼女は音楽には素人であり、「素」のままのリアクションがゲストミュージシャンのファンでない視聴者と同じであるという事だと思う。実際に僕はあいみょんも岡崎体育も名前は知っているが、歌は1曲しか知らないし、どういう人物かもまったく知らなかったので番組でのエピソードを聞きながら完全に引き込まれていた。そう石原さとみと同じように。そして、人として好きになった状態でLIVEを聴くとさらに好きになる。

2人のプロモーションとしては凄くいい番組である。ああ、LIVEに行ってみたいって。


さて、これは音楽だけでなく、商品やサービスも同じ。

曲紹介の代わりに商品・サービスのエピソードやそれに関わる人たちの話を伝えるだけで付加価値が伝える事ができるし、他には真似できない独自の価値を伝えられるのだ。

そんな事を思いながら、

石原さとみは可愛いなぁと

2019年正月の深夜の出来事。