ホモ・サピエンス生き残るために~塾生限定 エクスマセミナー


最も強い者が生き残るのではなく

最も賢い者が生き延びるのでもなく

唯一生き残るのは変化できる者である

    チャールズ・ダーウィン


この名言は藤村正宏先生のエクスマセミナーで知った。もうかなり昔のセミナーだがとてもこの言葉が突き刺さり、好きな言葉である。そしていつも自分に言い聞かせている。変化できる者でありたいと。。。


エクスマ塾生限定のセミナー「エレメントE」に参加した。藤村先生はこれから先どういう方向になっていのかを伝えてくれる。そして塾生ならではの話もしてくれる貴重な場でもあり、同じ志を持つ人達との交流できる場でもある。だから機会を作って行く価値があり北海道からわざわざこのために来た塾生さんもいた。


さて、アウトプットをブログでと書くのだが序盤からホモ・サピエンスの話から始まった。

世界的ベストセラーになった本で「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」の書籍の話。この本は気になって本屋でページをめくった途端諦めた。上下巻あるボリュームは僕には無理だと。。。

でも、僕はたまたま昨年のNHKスペシャルで放送した「人類誕生」を見ていたので少しはホモ・サピエンスのことを知っていた。

体力も知性も持つハンターのネアンデルタール人が滅びてひ弱なホモ・サピエンスが生き残った理由は「虚構」(実際にはない、作り上げたこと。)を持っていたからだという。

藤村先生は「物語」という言葉を使った。弱い者たちが想像力を得てみんなで協力していったのだ。


では、「ホモ・デウス」という本は人類は自ら神へとアップグレードしようとしているという仮説の本。この本を上手く要約してくれたブログを発見したのでここで紹介しておきます。

さすが世界のベストセラーだけあり、すごい仮説です。

未来のことは誰にもわかりませんが、間違いなくAIやロボットによって今ある仕事の多くは代用してくれる。面倒で時間がかかっていた作業もやってくれたり、人手不足で悩む必要もなくなったり、バカなアルバイト動画配信によって信用を落とすことなんてなくなる。

間違いなく、仕事や暮らしの圧倒的なサポートをしてくれるでしょう。


でも、AIがビックデータから導き出した答えはA社もB社も同じになる。僕が今行っているEコマースの仕事でも「インターネットからAIが情報収集して、ライバル企業の動向やSNSからキーワードを分析するという機能を売っている企業がある。これはこれで大変便利なツールかもしれないけど、みんなが使えば答えは同じになる。

AとBをテストしてAが良ければみんなAを行うし

◯◯が流行の兆しがあるとAIが分析したらみんな◯◯を選択する。

ロジカルは答えが同じになり独自性は生まれない。


ビジネス上ではみんなと同じでは生き残れない

Aが良いのでみんながAにしたらCやDを考えないといけない。

〇〇が流行るとAIが分析したら、だったら△⬛もアリじゃないかと考えないといけないのだ。


ホモ・サピエンスは虚構(物語)を作ることができる。

AIには物語は作れない。プログラミングされた範囲での作り話が限界である。

想像すること妄想することは人間にしかできない。


想像力を高めるにはどうしたらいいのかは、藤村先生がよく言う「文化・芸術」に触れること。


常識を逸脱すること。

常識の範囲内だとこれもみんな同じになる。

業界の常識、社会の常識からちょっと範囲を広げてみる。

選択肢を広げることで今より自由になるのだ。


今後、人工知能が発展していくと

人工知能は人間の新たな奴隷になるのか

人間が人工知能の奴隷になるのか

という話もあるくらいだ。

使う側、使われる側・・・


ちょうど今僕がハマっているプレステのゲームのような世界だ。

「デトロイト・ビカム・ヒューマン」というゲームでアンドロイドが1家に1台ある世界で、自我に目覚めたアンドロイドが人間の奴隷から解放を求めたりする物語だ。


人間より知能も体力も優れたアンドロイドに勝てるのか?

人間(ホモ・サピエンス)は想像力・虚構・物語を行ってきて生き残っってきた。

この先も生き残るために何をすればいいのか。


セミナーのオープニング曲は

オアシスの「Don't look back in anger」

2017年5月22日、イギリス・マンチェスターアリーナで起きたアリアナ・グランデのコンサートでの自爆テロ事件。このチャリティーコンサートで会場全員が歌ったというこの曲は

「怒りにまかせて振り向くな」というタイトルだ。

その時のライブの動画があるので見てほしい。鳥肌モンである。


話をまたさっきのゲーム「デトロイト ビカム ヒューマン」になるが、

3人のアンドロイドが主人公で会話や行動を選択してそれによって物語が進んでいくのだ。その選択には平和的な選択であったり攻撃的な選択がある。その選択によってエンドが違い、ハッピーエンドやバッドエンドになる。これがオンライン上で自分が選択したのは世界中でこのゲームをした人の中で何%なのかを見ることができるのだ。そして日本人が最も平和的な選択して83.7%がゲームをクリアしたというのである。



藤村先生はいつもこれからのビジネスは「人柄」が大切だという。


怒りにまかせても何も生まれない

多くの人が喜ぶことは何か?を想像し行動続けたいですね。