昨日の朝、スマホのニュースでポケモンGOのトラブル記事を読んだ。
愛知県にある常滑駅でのトラブル。
ポケモンの巣らしく、レアなポケモンがゲットできる場所という事で
関西、北陸からなど遠方から来る人もいて大きくない駅では人がいっぱいでトラブルが多く困っているという記事だ。
妻も先日車で通った時、あまりの人の多さにびっくりしたと言っていた。
そんな話をしての午後は妻と息子とで三重県にあるジャズドリーム長島アウトレットに買い物に行った。
着いてまずびっくりしたのがこの光景だった。
みんながポケモンGOをやっている。
いやいやアウトレットモールでしょ。なにこの光景!
駐車場も予想以上に多く、午後に来たのに人が多いので妻と「今日はなにかあるの?」と話してたのだ。
とりあえずあまり時間がない僕らはお目当てのお店に直行。
僕は仕事に黒の革靴とランニングウエアを買い、その間息子は大道芸を見ていた。
その後、妻が買い物を終えるまでは暇なので
みんながやっているポケモンGOを立ち上げた。
するとそこには・・・
めっちゃポケモンがいる~
しかもレアポケモンも!
すっかり飽きていてしばらくやっていない僕もちょっと興奮。
みんながやっている理由が分かったのだ。
と言うか
みんなをよく見ているとモバイルバッテリーをスマホに付けながらやってる強者もいる。
スマホを見ながら買い物袋を持っていないカップルも。
買い物ではなく、ポケモンGOが目的で来てるのか!?
あまりにも異常な光景だったので帰宅後調べると
やはりジャズドリーム長島はポケモンの巣でした。
どこまで集客力があるのかわからないけど、10月の衣替えの時期とは言え、特別なセールをしているわけではないのにこの人だかりはポケモンの巣だからだろう。正確ではないが半数以上の人がやっている感じだった。
じゃあ、商店街や地方の活性化に活用したら?と思ったら
大阪の商店街の事例があった。
※朝日新聞デジタルより
ポケモン取り放題! 大阪の商店街、有料アイテムで集客
スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」の人気にあやかろうと、ダイエー発祥の地として知られる
大阪市旭区の「千林商店街」が30日、イベント「モンスター取り放題!!」を始めた。
ゲーム上の有料アイテムを使って周辺にポケモンを集め、にぎわいをつくる作戦だ。
アーケードの下で、スマホとにらめっこする人々の固まりがあちこちに見られる。
「めっちゃいっぱいいる!」「千林来たの、何年ぶりやろな」「あ、ウナギ屋さんや」。
スマホ片手に改めて店を見渡していた。
約660メートルのアーケード街には、ゲームを有利に進めるアイテムがもらえる「ポケストップ」が11カ所ある。
商店街振興組合IT部長でカバン店店主の柏木孝之さん(49)が、ポケモンを30分間呼び寄せられる有料アイテムを購入。
自身のスマホを片手にポケストップを巡り、30日と31日の午前10時~午後7時にポケモンを大量に出現させる。
30分間の「効力」が切れるまでに最初のポケストップに戻る。これを繰り返し、9時間連続でポケモンを呼び寄せる。
アイテム購入予算は2万8千円。柏木さんは「費用対効果は高い」と話した。 朝日新聞DIGITAL 2016年7月30日
なるほど・・・
ポケモンGOのゲームにはルアーというポケモンを集められる道具があり、
これは課金でゲットもできる道具だ。
千林商店街はそのルアーを購入してポケモンを多く集めてポケモンGOをしている人たちを集客したのだ。アイテム購入予算は2万8千円。集客する費用としては低コストだ。
そして、大盛況だったので第2弾も行った。
10月になりましたが、まだまだポケモンGOの人気は今のところあるようで。
おかげでアウトレットで妻を待つ時間を息子と楽しんでいたのでよかったです。
みなさんもそうでしょうが、お父さんたちはアウトレットモールでやることなくボーっとベンチに座っていただけですから。
小さな駅前にポケモンの巣をつくるより
商店街やショッピングモールに作ってもらう方がトラブルもなくお店を集客できるのでいいのでは?
そんな事を思った出来事でした。
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