読ませて世界観を伝え、結果「売る」~ほぼ日

売り込まずに「売る」こと。

今どき売り込まれて買う人なんていない。気の弱い人がいるくらいだ。

そう分かっていてもまだまだ売り込んでいる人が多いのが現状。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


今日のTBS「がっちりマンデー」は「ほぼ日刊イトイ新聞」がテーマで糸井重里がでていた。

上場して売り上げを伸ばしている「ほぼ日」のがっちりは何か?が放送されていた。




Webで発信している「ほぼ日刊イトイ新聞」はほぼではなく、毎日発信している。

・会員制ではなく、だれでも無料で見れる

・売り込みの表現は禁止。「大好評」とか「人気」とか・・・

・「やさしく・つよく・おもしろく」。おもしろくがお金の種になる。

・WEBサイトには広告は一切ない。売上は物販のみ。

・自分たちが好きなものでないものは売らない

・いいものには金を支払うべき、だから必要なコストはかける

・文章は1行27文字。リズムを生む為に相槌を入れる。


僕が気になった点はこんな感じでした。

結局、糸井重里さんの世界観を毎日よみものとして無料で配信し、

ファンを増やしていき、ほぼ日ファンが喜ぶような商品を販売する。

ほぼ日ファンというより糸井重里が好きなもの、好きになったものかも知れないけど。


1998年6月6日創刊したWEBサイト。ここまで毎日配信した蓄積はだれも真似できない。

「お買いもの」ページももちろん読物だ。

文章も商品名も上手。糸井ワールドである。


スペックで売っていない。

それをほぼ日手帳をはじめ、他でもやっている。

そこが「がっちり」だろうな。