凄いな~と思う人はどんなことを考えているのだろうか?
その人の頭の中を覗きたくなる。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。
先日、スマホから2つの記事を読みました。
落合陽一さんと椎名林檎さんの記事。
落合陽一さんは日本の研究者、大学教員、博士、メディアアーティスト、実業家。国際政治ジャーナリストの落合信彦さんの息子です。若き天才。
椎名林檎さんはアイーティスト。自分の曲だけでなく、いろんな方にも提供している。
そんな全く関係ないジャンルの偉人から2つのキーワードが僕に響きました。
まずは、
2歩先だと失敗する。1歩先をイメージする。
落合陽一と富士通の人工機能研究所の岡本さんとの対談記事。
新しい技術って、なんでもできるとついつい思い込んでしまって、夢物語のようなものを想像しちゃうんですけれど、それを抑えて現実的な1歩先をイメージすることがポイントです。
これって、技術だけでなく、僕が仕事をしている通販も同じ。特にお客さんの購入層がシニアになると1歩も先過ぎることもある。この距離感とタイミングが難しい。
専門家が当たり前に知っていることが、消費者には無知だったり、当たり前に使えると思ってたことがやりずらかったりする。これはどの業界でも当てはまる。当たり前が当たり前でないことが多いのだ。
だから、その1歩先がどういうものか?
それを常に考えていかないと。
いやぁ~、これって本当に難しい。でも、常に意識していかないと。
※参照記事
もう一つは、椎名林檎さんのインタビュー記事。
たまたまふと読んでいたら引き込まれ、彼女の感性を少しだけ知れた良い記事でした。
どうして椎名林檎の歌が多くの女性に共感を得ているのかが知ることができた。
デビューからずっと「ブス設定」
提供曲の場合は、美人やハンサムの設定で書けるのが面白いところです。ほら、最初から私が歌うために書く曲は「ブス設定」ですから。
――「ブス設定」とは?
無粋に思えてあまりお話ししてきませんでしたが、基本的に私が自演する曲は「ブス設定」なんです。例えば造形がキレイな女の子でも、急にブスになる瞬間ってありますよね? 大好きなはずの人を前にした時に限って「あ、いま私ブスなこと言ってるな」みたいな(笑)。でも女の子の親友同士だと、共感があるしその瞬間がたまらなく愛おしかったりもする。デビューからずっと、そんなブス設定の担当を自任してきました。
別に外見がブスという訳ではなく、雰囲気的なものでしょうか?確かに美人でもブスの瞬間があったりする。心のブスというのかな。
きっと僕のような男ではわからない「ブス」もあるでしょうね。そういう描写を歌にしている。しかもデビュー当時からというのは驚きです。記事を読んでいるとどんな人に歌を聴いてもらいたいのかがかなり絞られているような気がしました。そうしないと伝わらない。そうじゃなきゃ共感もされないでしょうね。
※参照記事
この2人の記事の共通点はものづくりとしてとっても重要なことです。
だから異業種でもヒントになる。
「1歩先で〇〇設定」
そんなシナリオを描きながら、お客さんをハッピーにさせたいですね。
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